守り(節約・節税)が固まった上で、投資を検討している医師・サラリーマンの方向け。
勤務医ですけど、節約、節税のノウハウはわかりました。次のステップは投資と考えています。具体的にどんな案件があるか、具体的に教えてくれませんか?
こんなお悩みを解決します。
✔ 本記事の内容
- 投資のファーストステップは米国株ETF(VOOかQQQ)
- CFDで金、銀、原油
- 仮想通貨は将来性あり
- 不動産投資は税金の勉強と老後の年金
✔ 本記事の信頼性
勤務医ブログ管理人 The 勤務医:米国株ETFを主軸に個別株も。CFDで金、銀、原油を。仮想通貨は国内取引所経由バイナンス。不動産投資はテナント1棟ビルで現在表面利回り20%。
ここでは、ハイブリッド勤務医を、『勤務医だけの収入に頼らず、足元を見直し(節約・節税)、金融リテラシーを醸成・実践していく医師』と定義します。
今回は、「ハイブリッド勤務医への道:前編【節約・節税】」に続き、ハイブリッド勤務医:中編【投資|米国株、CFD、仮想通貨、不動産】のタイトルで解説します。
目次
投資のファーストステップは米国株ETF(VOOかQQQ)
いきなり結論です。投資のファーストステップは、米国株ETFのVOOかQQQの定期購入がおすすめ。
VOO(バンガード・S&P500 ETF)
QQQ(米国のNASDAQ100指数に連動する米国インデックスETF)
VOOとQQQの組入銘柄
VOOもQQQも米国株主要銘柄を組み入れていますが、GAFAMはVOOが22%、QQQが41%。
幅広く米国株に投資したい方は「VOO」、有名なIT企業中心の厳選した銘柄に投資したい方には「QQQ」がおすすめ。
株式投資は、米国株ETFのVOOまたはQQQがローリスク・ミドルリターンです。定額購入で複利運用。
素人が、あらゆるアルゴリズムや機関投資家が介入している株式投資の世界で勝てる確率は、はっきり低いです。それよりも、米国の経済が世界を牽引している、米国の人口は増えている、今後も増える、といったことを考えると、株式投資の基本を、過去10年の年率リターン5~15%のVOOとQQQの定額課金(月50,000円とか)、ドルコスト平均法、複利運用におくのが、妥当な選択です。FXはゼロサムゲームですが、米国株投資はプラスサムゲームです。
初期投資100,000円、月50,000円、年率7%で運用できれば、下図☟
初期投資100,000円、月100,000円、年率7%で運用できれば、下図☟
指数関数的に増えてくる、複利パワーです。エクセルでの複利計算はコチラ⇒複利計算
米国個別株は、余剰資金で良いかと。ポジショントークですが、C3Ai、買っています。
The 勤務医は、米国株投資は楽天証券を利用しています。楽天ポイント、楽天銀行との連携、ふるさと納税、楽天市場、、、何かと便利です。仮想通貨のNFT参入もありそうです。
CFDで金、銀、原油
CFDとは、Contract for Differenceの頭文字をとったもので、「差金決済取引」のこと。
CFDはレバレッジ取引ですが、金、銀、原油にこだわるのは、取引規模が大きいのと、トレンドが経済指標で明確になることです。
医師が、経済指標をリアルタイムにキャッチして、投資戦略を自ら構築して、世界のアルゴと機関投資家相手に、実践するのは実際困難です。
私は、以下の3つのSNS、ブログ、投資プラットフォームの情報を参考にしています。
- 高橋ダンのyoutube(タイムリーなbuy、sellの情報を発信)
- 金・原油先物ブログゴエモンの流儀(ポジションをすべて公開)
- 松の無責任トーク/松のすっとびストラテジー(湾岸戦争勃発時からニューヨークに在住する主宰者の強力なネットワークを活かした金融・商品情報サイト)
1,2は無料です。3の松の無責任トーク/松のすっとびストラテジーはようそうかい.comで閲覧できますが、月額150ドルかかります。これが、無料で見れます。DMMのCFD-情報ツール-ニュースで松の無責任トークは、平日日本時間午前8時50分頃、松のすっとびストラテジーは平日日本時間22時頃。
実際の取引は、GMOクリック証券とIG証券でやっています。画面が見やすく、スプレッドが小さいです。トレンドの波に乗れば、大きく資金を増やせます(逆もあり)。レバレッジが効いていますので、余剰資金が望ましいです。
仮想通貨(Cryptocurrency)は将来性あり
仮想通貨に将来性がある背景として、
- 世界で銀行口座を開くことができない成人が22億人いる。
- 中央管理型金融システム(銀行、証券会社、保険会社など)は、やがてDefi(Decentralized Finance、分散型金融)と二極化する。
- 仮想通貨のETF(Exchange Traded Fund、上場投資信託)が次々出てくる。
- 機関投資家が次々参入する。
- NFTがどんどん出てきている。
1. 世界で銀行口座を開くことができない成人が22億人いる。
世界には、出生証明書が発行できないなどの理由で、銀行口座が開設できない成人が22億人いると見積もられています。クレジットカードはもちろん、ATMでキャッシュも引き出せません。仮想通貨はスマホのフリーメルアドで取引可能です。また、仮想通貨のプラットフォームは、Cryptocurrencyで物を買ったり、直でクリプトを送付したり、受け取ったりできます。
2. 中央管理型金融システム(銀行、証券会社、保険会社など)は、やがてDefi(Decentralized Finance、分散型金融)と二極化する。
今、当然のように行っていることですが、
銀行にいったんお金を預けて、仲介料(引き出し手数料)を払って、お金を引き出し、あるいはクレカを使い、支払う。いわゆる、中央管理型の金融システム・オンリー社会です。
それが、24時間好きな時に、スマホで、ダイレクトで、“ポチ”と通貨価値(クリプト)を送られるようになるわけです。おまけに、銀行に法定通貨を預けても、利率は0.00?%です。クリプトのプラットフォームは、貯蓄、ステーキングで銀行の100倍、1,000倍の利息は普通にあります。
この利便性と貯蓄機能性が分散型金融の強力なメリットです。
3. 仮想通貨のETF(Exchange Traded Fund、上場投資信託)が次々出てくる。
2021年2月11日カナダで「パーパス・インベストメンツ」が、ビットコインETFをカナダ規制当局から承認された。2021年2月にバミューダ証券取引所でビットコインとその他5銘柄がETFの承認を受けて取引開始された。投資企業はブラジルのHashdexという企業で「Hashdex Nasdaq Crypto Index ETF」という名称でETFを提供。次は、米国です。米国ETFとなれば、機関投資家が入り、一般人も入ってきます。
4. 機関投資家が次々参入する。
機関投資家が入ってきている情報が、仮想通貨チャンネル - Joe Takayama、 高橋ダンのyoutube とかおすすめの投資情報youtubeから入ってきています。機関投資家が入ってくると、クジラ(ビットコインを1000枚保有している個人のように大量のクリプトを保有している個人投資家)以上の破壊力(つまり、価値が上がる)がありそうです。
5. NFTがどんどん出てきている。
NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)とは、「偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータ」のこと。仮想通貨と同じく、ブロックチェーン上で発行および取引される。NFTの代表的な取引サービスとして知られる「OpenSea」。2021年1月に約8億円だった月次取引高は、翌月2月には約100億円と急速に成長した。8歳の息子の自由研究NFTが1.2イーサリアム(52万円相当)で取引され完売になった話。とか米国人アーティスト、ビープルのデジタルコラージュ作品(画面内)を非代替性トークン(NFT)として6930万ドル(約75億円)で落札したビグネシュ・スンダレサンとか。なにか、とてつもなく、伸びている。
仮想通貨プラットフォームの組み合わせは国内取引所+バイナンス
仮想通貨の取引所は国内に複数ありますが、国内取引所ではアルトコインの数が限られます。
結論からは、国内取引所をいくつか登録して、世界で最も取引量の多いバイナンスをメインとする。私は、これでやっています。
国内取引所
上記に複数登録して、バイナンスへ送金(バイナンスから返金)、バイナンスは世界最大の取引所で700種類以上のアルトコインを扱っています。
youtubeで、バイナンス、取引でググればいろいろ出てきます。
不動産投資は税金の勉強と老後の年金
The 勤務医は2008年にSRCの築10年1棟5階建テナントビルを買いました。4980万円+手数料でフルローン(頭金なし)、団信付きです。
不動産を買って、税金を勉強しました。個人事業主となり、税務署に開業届など出しました。
今では、表面利回り(年間収入/銀行残債)=20%程で回っています。
医師の不動産投資のメリットは、
- 将来年金代わりとなる
- 税金に詳しくなる
- 減価償却費、経費のコンセプトが身につく
- 青色専従者給与を奥さんとか親族に出せる
- 法人化も視野に入れ、相続税対策となる
- 団信をつけられれば、生命保険代わりとなる
- 不動産の目利き力が高まる
などなど、いろいろあります。
医師が不動産投資をするにあたって、ふたつ超重要なポイントがあります。
- 物件第1であること
- 客付に優れた不動産管理会社を選ぶこと
この二つは外せません。
物件が、ダメだと、そもそも定期収入となる家賃が入りません。同様に、客付けがダメな不動産会社とタッグを組むと、家賃が入りません。
不動産投資は、家賃ありきです。そこから、最低必要な経費、不動産投資の最大のメリット「減価償却費」、借入金利子建物案分代、などなど引いて、給与所得と総合課税、これが『節税をしながら、財を築く』王道となります。
2008年という時代もラッキーではありました。低金利時代突入で、銀行は借り手を探しまくっていましたし、医師はそのターゲットでした。
不動産投資の骨子は、
まずは物件、次に物件、その次に物件くらい、researchに徹することが最重要と思います。一方、あまりにも条件の良すぎるものは、瑕疵物件(訳あり物件)を疑うことも大事です。
不動産は良くない物件をつかまされないために、目利き力をつけることと、お金の借り方を学ぶことが大事です。医師という信用を担保にレバレッジを利かすことができます。団信も考慮すると、生命保険代わりになります。マンションや戸建て(家賃がall or nothing)より、1棟モノが良いです。築古戸建ては、減価償却費から節税のメリット大ですが、1棟モノの次とか、不動産投資に慣れてからが良いです。
目利きをつけるためには、まず物件のresearchです。地元の不動産会社に突撃して、希望物件の概略を伝え、見て回ってもよいですし、
希望物件の概略から、資料請求したり、直接専門家から話を聞くのもありです。ただし、決めるのはあなた自身です。
☆資料請求⇒『株式会社グリーン・ワークホース』
☆希望物件とエリアに応じた不動産会社を紹介⇒『株式会社ヘイフィールド』
☆FP1級や不動産鑑定士資格を保有した専任カウンセラーと面談、不動産投資の基礎から学べる⇒『株式会社ノークリー』
今は、団信付きで10年ほど残債ローンが残ってますので、個人事業で運営していますが、近々、法人化を考えています。
まとめ
ハイブリッド勤務医:中編【投資|米国株、CFD、仮想通貨、不動産】のタイトルで、
- 投資のファーストステップは米国株ETF(VOOかQQQ)⇒楽天証券
- CFDで金、銀、原油⇒IG証券
- 仮想通貨は将来性あり⇒Coincheck(コインチェック)
- 不動産投資は税金の勉強と老後の年金
☆資料請求⇒『株式会社グリーン・ワークホース』
☆希望物件とエリアに応じた不動産会社を紹介⇒『株式会社ヘイフィールド』
☆FP1級や不動産鑑定士資格を保有した専任カウンセラーと面談、不動産投資の基礎から学べる⇒『株式会社ノークリー』
今回は以上です。